お知らせ・募集

2015/10/08 国際共同研究部門

お知らせ:2015年度院生発案国際共同研究における研究集会の開催について

 

2015年度院生発案国際共同研究において、インドネシアのスナン・カリジャガ・イスラム国立大学との共催で国際研究集会を開催することになりました。この研究集会は院生自らが現地の大学と交渉し、内容の企画・準備を進めてきたものです。研究集会の概要は以下のとおりです。オープンな研究集会ですので、ご都合がつく方はぜひご参加ください。またご関心・ご興味のある方は、臨地教育支援センターまでお問い合わせください。

2015年度院生発案国際共同研究「グローバル化時代のためのイスラーム地域研究の刷新―スンナ派・シーア派の思想・実践の『交差点』に着目して」
代表:山本直輝、メンバー:二ツ山達朗、松田和憲、Moch Nur Ichwan、Almakin

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第8回アル・ジャミーア学会国際大会(京都大学との共同開催)           

「スンナ派・シーア派再考―その思想・スピリチュアリティ・新運動」

イスラーム世界における2つの主要な潮流を再考するにあたり、社会科学や人文科学といった多くの分野における昨今の学問的議論の中で、スンナ派とシーア派は常に現実の問題に直結している。一般的に、スンナ派は多くのムスリム諸国で多数派を占める一方で、シーア派はイラン以外では少数派と見なされている。イスラーム史の中で、両者は確かに宗教的な不寛容や暴力を含む緊張や紛争を招いた宗教的教義・宗教的伝統の制度化における差異をもたらしたため、イスラーム研究における議論の中で「スンナ派/シーア派」といった分類上の区分は主要な境界となった。近年の研究では、スンナ派が多数を占めている多くのムスリム諸国では少数派のシーア派の権利が無視され、しばしば紛争や緊張が発生していることが明らかになっている。
今回アル・ジャミーア学会は、スナン・カリジャガ大学と京都大学との共同開催の形でスンナ派・シーア派再考を論題とする第8回年次国際会議を開催する。本大会では、スンナ派とシーア派の歴史やそれぞれの宗教的信仰や実践の相違点と類似点、信徒間の紛争や緊張、スンナ派・シーア派間の現代的な諸問題、両者の信奉者たちによる平和に向けた取り組み、スンナ派・シーア派の宗教的伝統から派生した新たな宗教運動など、イスラームの二大潮流における様々な問題について議論する。本大会ではそのような問題に関心を持ち、専門に研究している研究者の参加を募集する。
本大会では、主に以下のようなスンナ派・シーア派に関連した問題を扱う。
② 現代にいたるまでのスンナ派・シーア派の争点
②スンナ派・シーア派の教義(イデオロギー、イスラーム法、宗教的伝統)
③ムスリム諸国のスンナ派・シーア派の実践
④スンナ派・シーア派間における衝突と和平
⑤スンナ派・シーア派における諸派
⑥スンナ派・シーア派から派生した新たな宗教運動
⑦スンナ派・シーア派の諸団体
⑧スンナ派・シーア派の伝統におけるスーフィズムと哲学
⑨スンナ派・シーア派の相違に対する国の政策や姿勢
⑩スンナ派・シーア派社会における教育
これら以外の関連したテーマも歓迎する。

開催日:2015年11月6日~8日
開催場所:ジョグジャカルタ
     具体的な開催場所は改めて告知する。

第8回アル・ジャミーア学会国際大会のホームページはこちらよりご覧いただけます。
http://www.aljamiah.or.id/index.php/AJIS/announcement/view/1

     UIN Sunan Kalijaga   Al-Jamiah
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